二重埋没法
埋没法とは、メスによって切開せずに二重まぶたを形成する美容医療です。
短時間で施術でき、ダウンタイムもあまりないので、手軽にできる「プチ整形」として人気があります。
しかし、すべての方に適した方法ではないため、注意も必要です。
眼瞼下垂の方など、上まぶたにたるみや脂肪が多い方などは向かない可能性が高いため、専門医によく相談することをおすすめします。
本記事では、埋没法の基本から、向いている人、向いていない人の特徴、施術の流れなどについて解説します。
当院の施術の特徴についても紹介しますので、埋没法による二重手術を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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埋没法とは
埋没法は、メスによって切開せずに二重まぶたを形成する美容整形手術です。
医療用の特殊な糸を使用してまぶたの内部に小さな結び目を作り、皮膚を眼輪筋という筋肉に固定します。
使用するのは非常に細い糸ですが、切れる心配はありません。
糸の結び目が形成した二重まぶたの内側に埋もれるように隠れるため、「埋没法」と呼ばれます。
手術にかかる時間は、通常10〜30分程度と短く、切開を伴わない分、ダウンタイムも短期間で済みます。費用も抑えられるため、10代や20代などの若い方からも人気です。
さらに、糸を除去すれば、すぐに元通りになる点も魅力です。
「ナチュラルな目元にしたけれど、やっぱりもっと華やかに見せたい」というような患者様の希望の変更にも対応できます。
一重瞼と二重瞼の違い
一重まぶたと二重まぶたの主な違いは、目を開けるときのまぶたの折りたたみの有無です。
私たちは、上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)という眼球上部にある筋肉が、まぶたの皮膚の下にある瞼板(けんばん)という軟骨に似た組織を引っ張り上げることで、目を開いています。
二重まぶたの場合、上眼瞼挙筋が枝分かれし、瞼板だけでなくまぶたの皮膚にも付いています。
目を開くと、上眼瞼挙筋が瞼板だけでなくまぶたの皮膚も同時に引っ張るため、皮膚が折りたたまれ、二重になります。
一方、一重まぶたの場合は上眼瞼挙筋が瞼板にしか付いていないため、目を開けても皮膚は引っ張られません。
そのため、皮膚の折りたたみを作らなくても、目を開けられます。
埋没法はこんなお悩みの方におすすめ
二重まぶたにしたい方にとって、手軽にできる埋没法は非常に魅力的な方法に思えるかもしれません。
しかし、目の状態によっては他の手術法が適する場合もあります。
「手術後すぐに戻ってしまった」「まぶたがでこぼこになってしまった」などといった失敗をしないためにも専門医に相談のうえご自身に合った方法を選ぶようにしましょう。
ここでは、一般的に埋没法が向くといわれる人、向かないといわれる人の特徴を紹介します。
埋没法が向いてる人
埋没法による二重整形は次のような方に向きます。
- 手軽な方法で二重になりたい方:埋没法は切開しないため、比較的挑戦しやすく感じる方も多い施術法です。糸を取り除けば、すぐに元に戻せるので気軽に試せます。
- ダウンタイムが長いのは困るという方:埋没法は切開しない分、数日から1週間程度と比較的短期間で腫れは収まります。施術後は3日程度でメイクもできるようになるため、頻繁に人と顔を合わせる社会人の方でも挑戦しやすい施術法です。
- 片目だけ二重にしたい方:片目のみの施術も可能です。片側は二重まぶただけど、もう片方は一重まぶたであるなど、左右のバランスの悪さで悩んでいる方にもおすすめです。
- 二重の幅を広くしたい方:埋没法は比較的柔軟に二重の幅を調整できる方法です。微調整も可能なので、ご自身の理想に近づけられます。
- アイプチをやめたい:アイプチはより手軽に二重まぶたにできる方法ですが、毎日するのは面倒なものです。埋没法なら、切開せずに自然な二重まぶたをキープできるため、手間がかかりません。メイクの時間も短縮できます。
埋没法が向いてない人
次のような特徴がある方は、埋没法による二重整形は適さないでしょう。別の方法による施術をの検討をおすすめします。
- 半永久的に二重まぶたにしたい方:埋没法は時間が経つと元に戻ってしまいます。一般的にキープできる時間は3〜10年程度といわれており、一生涯保つことはできません。
- 上まぶたの脂肪や皮膚のたるみが多い方:脂肪や皮膚のたるみが多く、上まぶたに厚みがあると、糸がゆるんだり切れたりして元に戻りやすくなります。何度も再手術が必要です。
眼瞼下垂の方:眼瞼下垂の場合も、上まぶたの脂肪や皮膚のたるみが多いため、埋没法ではすぐに戻ってしまいます。また別の方法での治療が適します。
埋没法の術式
埋没法には、「挙筋法(きょきんほう)」と「瞼板法(けんばんほう)」という2種類の手術方式があります。
どちらも糸を使って二重まぶたを作る方法ですが、糸によって留める箇所が違います。
ここではそれぞれの手術法について解説します。
挙筋法
まぶたをもち上げる筋肉である「上眼瞼挙筋」とまぶたの皮膚を糸で結んで二重まぶたを形成する方法です。
自然な二重まぶたの場合、枝分かれをした上眼瞼挙筋の一方がまぶたの皮膚を引っ張りますが、この方法では上眼瞼挙筋の代わりに糸が引っ張ります。
糸を通すのが筋肉であるため、結び目が角膜に触れて傷つける心配がありません。
腫れや炎症は起こりやすいため、瞼板法よりもダウンタイムがやや長引く傾向がありますが、それでも1週間から10日程度で治まります。
ただし、糸を通す箇所が、まぶたの上部であるため、どうしても二重の幅はある程度しっかり確保されます。
幅の狭い二重にしたい場合には不向きです。
瞼板法
まぶたの裏側にある「瞼板」という、軟骨のような板状の組織とまぶたの皮膚を糸で結ぶ方法です。
硬い組織である分、糸を固定しやすく、長期間安定してきれいな二重まぶたを維持できます。
挙筋法に比べると手術時間は短時間で済み、ダウンタイムもやや短くて済む点もメリットです。
ただし、瞼板は上眼瞼挙筋よりも下の位置にあるため、幅の狭い二重まぶたしか形成できません。
あまり目立たない自然な二重まぶたにしたい方に向く方法です。
当院の二重埋没法と他院の施術の違い
当院には、眼科専門医、形成外科専門医の医師が在籍し、「美容医療は医療である」という原点を大切に、日々患者さまの治療にあたっています。
そのため、やみくもに新しい治療や機器を取り入れることはしていません。
必ず、エビデンスに基づき、専門医の知見から、効果が期待できると判断したもののみ取り入れています。
また、手術においては、見た目の美しさだけでなく、解剖学に基づいた眼やまぶたの本来の機能性を保つことも重視し、デザインとバランスにこだわった施術を行っております。
専用の顕微鏡を用い、肉眼では見落としてしまうような細部にもこだわり、精度の高い眼形成術を提供しています。
埋没法の施術の流れ
実際に埋没法による二重形成をご希望の場合は、次のような流れで進めます。
予約
予約方法は電話のほか、Webでも受け付けています。電話の場合は8時45分から11時45分、14時30分から17時15分の間、Webであれば24時間いつでも予約可能です。
LINE相談も受け付けているので、予約前に相談したいことがある方は、お気軽にご利用ください。
カウンセリング
そのうえでご自身に合った手術法やデザインを提案しますので、疑問点や不安に思うことは何でも聞いてください。
また、元の目の形がわかるよう、カウンセリング前にアイメイクやアイプチは落として頂くようお願いいたします。
麻酔・手術
埋没法のダウンタイム
埋没法はダウンタイムが短い施術方法ではあるものの、全くないわけではありません。
手術直後は軽度の腫れや内出血があるため、2、3日は安静にしておく必要があります。
できる限り早く回復するためにも患部は冷やしましょう。
POINT
まぶたの腫れは、術後2、3日後をピークに引いていき、1週間〜10日程度でかなり落ち着きます。
約2〜4週間後には完全に消失するでしょう。内出血によるあざが出た場合も1〜2週間ほどで消失します。
また、二重のラインに小さな傷あとが残り、人によっては赤みが残ったり、色素沈着が起こったりする場合もありますが、数ヵ月ほどすればほとんどわからなくなります。
埋没法の術後の過ごし方
手術当日は、まぶたの腫れや内出血、違和感があります。
状態が落ち着くまでの数日間は保冷剤などで患部を冷やしてください。
また、当日は運動や飲酒、入浴など血流がよくなるようなことのほか、運転や長時間のパソコン作業、読書など、目に負担がかかることも行わないようにしましょう。
以下に、術後の日常生活における注意点をまとめました。
| 洗顔 | 手術翌日より可能 |
| メイク | 術後数日〜1週間程度で可能 |
| コンタクトレンズの着用 | 手術翌日、または2日めより可能 |
| シャワー・入浴 | シャワーは翌日から、入浴は腫れがほとんど見られなくなったらOK |
| 飲酒 | 手術翌日より可能 |
| 運動 | 手術翌日より可能 |
| 車の運転 | 手術当日は避ける |
腫れや内出血などの症状は、術後2〜3日がピークです。3日経過すれば、徐々に引き始めます。
また、通院頻度は術後の経過によります。医師の指示に従ってください。
埋没法の料金
当院における埋没法による二重整形術の料金は以下のとおりです。
| 手術内容 | 料金(税込) |
| 2スクエア 両眼 | 165,000円 |
| 2スクエア 片眼 | 99,000円 |
| 2スクエア(2年保証) 両眼 | 180,000円 |
| 2スクエア(2年保証) 片眼 | 108,000円 |
| 2スクエア(5年保証) 両眼 | 200,000円 |
| 2スクエア(5年保証) 片眼 | 120,000円 |
| 3スクエア 両眼 | 178,000円 |
| 3スクエア 片眼 | 106,800円 |
| 自然癒着法(連続縫合) 両眼 | 198,000円 |
| 自然癒着法(連続縫合) 片眼 | 118,800円 |
スクエアとは、手術における糸の留め方です。
一度横向きに糸を通し、断面的に見たときに四角形になるように留めます。
強度が高くなるため、二重を維持しやすくなりますが、難易度が高く、採用しているクリニックは少ない方法です。
また、自然癒着法とは、まぶたに付いた筋肉や脂肪の一部を除去することで、癒着を起こりやすくし、持続力を高める方法です。
まとめ
埋没法は、メスを使用せず、短時間で二重まぶたを形成できる手術方法です。
ダウンタイムが短く、手軽に受けられる点が魅力的ですが、すべての方に適しているわけではありません。
ご自身の目の状態や希望に応じて、適切な方法を選ぶためにも、手術前には専門医によく相談するようにしましょう。
当院では、眼科専門医と形成外科専門医が「美容医療は医療である」という原点を大切に、エビデンスに基づく安全で効果的な治療のみを提供しています。
また、解剖学に基づいた眼やまぶたの機能性も考慮し、見た目の美しさだけでなく、機能性も兼ね備えた施術を行っています。
埋没法による二重整形をお考えの方は、ぜひご相談にいらしてください。
埋没法Q&A
ここでは埋没法に関してよくある質問とその回答をご紹介します。
Q手術中に痛みはありますか?
局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。
ただし、麻酔を注射する際に、チクっとした痛みはあります。
注射の痛みが心配な方は、笑気麻酔によって防ぐこともできるのでご相談ください。
Q手術後に糸が取れて後戻りしてしまうことはありますか?
まぶたの腫れやたるみの程度が大きかったり、頻繁に目をこすったりすると、取れる場合があります。
あまり頻繁に後戻りしてしまうのであれば、切開法による治療の検討をおすすめします。
Q過去に埋没法を受けたのですが、修正してもらえますか?
埋没法は切らない方法なので、糸を除去すればすぐに元の状態に戻せます。
二重のラインを修正したい場合は、やり直しも可能です。
ただし、前回の手術から1ヵ月以上は間隔を開けるようにしてください。
Q手術後、日常生活に支障はありますか?
埋没法はダウンタイムが短いため、手術後はすぐに日常生活に戻れます。
ただし、手術当日や翌日だけは、血行がよくなる行動は控えるなどの注意点があります。
腫れが引けばほとんど元通りの生活を送れます。
Q二重埋没法で整形したことを周囲にバレたくありません。
元々、アイプチなどで二重まぶたにしていた方であれば、ダウンタイム中の顔さえ目撃されなければバレにくいはずです。
2週間程度すれば傷跡もほとんど目立たなくなります。
ただし、アイプチで作る二重まぶたよりはくっきりするため、美容整形に詳しい方にはバレてしまうかもしれません。
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医療法人七彩 理事長 本間 理加
監修者
これまで大学病院に長く従事し、白内障手術をはじめとして、網膜硝子体手術、緑内障手術、眼瞼下垂、角膜移植など様々な眼科手術に豊富な執刀実績を持ちます。現在医療法人七彩の理事長として川越エリアを中心として手術に特化した眼科クリニックを2医院展開しています。