病気と治療

外斜視の訓練・jump convergence練習

外斜視の訓練

  • 輻輳訓練
  • 同時視訓練
  • 抑制除去訓練
  • 融像訓練
  • 立体視訓練

訓練は、目の位置をコントロールして正常な両眼視により近い能力を身に着けるのが最大の目的です。間欠性外斜視の斜視角が小さい子は訓練により外斜位化させることも可能です。

jump convergence練習(訓練)

輻輳練習の一種で、スムーズに遠くから近くと両目の位置をコントロール(寄せる)ことができない子がまず行う訓練です。うまく両目を寄せ眼て近くを見ることができる距離が、鼻先から30cm以上離れたとこにある子(輻輳不全が強い)子が対象です。

 瞬間的にきゅっと寄せる力を定期的に使わせる(衝動的な寄せ眼)ことを繰り返すことで、寄せ眼が30cmよりも近いところにもできるようにしていきます

遠くのカレンダーなどはっきりした指標と、近くの文字・数字などの指標の二つを用意します。小さいお子さんであればボールペンについている人形の鼻、目、などでもいいですが、「見る」ではなく、「読む」つもりでしっかりピントを合わせることが大事です。

やり方は遠くの(2~できれば5m)の指標を見させておいて、近く(30cm~鼻先6cm)に置いた指標を交互に見るように指示します。遠く、近く、遠く、近く、としっかりピントが合うように見よう、と注意を促して見させます。小さい子の場合は近くの指標は親がぴょん、と目の前に出してあげる方がうまくいきます。遠くを見るときは目の位置が平行、近くを見るときは内側に少し寄っていれば上手にできています。上手にできるなら、近くの指標の位置を鼻の方に近づけます。10回を1セットとし、一日朝、昼、晩、と3セットを目標に頑張りましょう。朝15回、夜15回でもいいです。

これをおこない、徐々にうまく両目を寄せる距離が近くなり、遠くから近くへスムースに両目を寄せつつ見られるようになれば通常のconvergence(輻輳)訓練に移行します。

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